キアンティ　クラッシコ　カズッチョ　タルレッティ （Chianti Classico Casuccio Tarletti）

飲み応えのあるキアンティ・クラシコ（クラッシコ）らしい味わいのワイン

一般消費に近いキアンティ、本格派のキアンティ・クラシコ

イタリアを代表するワインと言っても過言ではない知名度のトスカーナ州のワイン、キアンティ。キアンティは様々な作り手により作られ、多くの銘柄がありますが、その中でも一部の地域だけが「キアンティ・クラシコ」と呼ばれ、元々は同じキアンティでしたが、今ではキアンティ・クラシコとして、名前は似ていますが独立した別のワインです。

キアンティ・クラシコはキアンティに比べ、使用できるブドウ品種や割合が多少違い、出荷前の熟成期間もクラシコの方が長く、キアンティは最低4ヶ月なのに対し、クラシコは最低11ヶ月とされています。

全てがそうではなく、品質の高いキアンティもありますが、一般的には安く手軽に飲めるものが多いキアンティ、品質にこだわり伝統的な生産スタイルでエレガントなクラシコという認識で良いかと思います。

しっかりとした強い香りに、渋みのある骨太な力強いワイン

試飲は2013年でしたが、香りは強く、苦みのあるタルの香りに、わずかに干しぶどうやストロベリーの香りもあります。

渋みがやや強く、酸味はやや控えめですが深みはあり、まだまだ熟成が楽しみな味わいをしています。香りとさほどギャップのない味わいで、渋みと酸味、わずかな甘みは、赤ワイン好きの方が好みそうな味です。

オススメは洋食、料理には合わせやすいワイン

イタリアワインっぽいワインなので、料理は比較的なんでも合わせやすいと思いますが、やはりパスタやソース系のイタリア料理が合いそうですね。フルーツやチョコレートなどの甘い物でも悪くはないでしょう。

生魚や味の薄い和食などでなければ、比較的何にでも合わせやすいワインだと思います。

赤ワイン好きにはオススメ

赤ワインが好きな方、特にイタリアワインが好きな方なら美味しく飲めるワインだと思います。

醸しや樽熟成も行っているので、味も濃く、香りも強いですが、クセは余りなく、トスカーナのワインらしさは感じるので、ちょこっとなにかつまみながらでも、料理と一緒にでも、どちらでもオススメできるワインです。

フルボトル