ブルゴーニュ ピノ ノワール ヴィエイユ ヴィーニュ / ドメーヌ　ジャック　ジラルダン（Bourgogne Pinot Noir Vieilles Vignes）

バランスの取れたブルゴーニュらしさを感じるワイン

ブルゴーニュのピノ・ノワールの標準のようなワインです。ややシッカリした酸味に程よい果実味の、バランスの取れた味わいのワインです。

味の傾向

• 渋み…程よい渋み
• 酸味…しっかりめの酸味
• 甘さ…甘さはほとんど感じない
• ボディ…ピノ・ノワールらしいボディ感

香り

樽の苦みを感じる香りに、ベリー系の熟した果実の香りがします。わずかに柑橘系の爽やかな香りがあり、樽香と果実香のバランスが良く、嫌みのない香りです。

味わい

酸味はシッカリしていて、冷やすと酸っぱさが目立ってしまうので、14～18℃くらいの若干高めの温度で飲むのが良いと思います。渋みはピノ・ノワールっぽいまろやかで繊細な渋みで、渋いのが好きな方には物足りないかもしれません。

AOCはブルゴーニュなので（AOCは産地を明記できる高品質ワインの分類。そのなかではいちばん下のランク）、高級ワインのような味わい深さは余りないですが、他のAOCブルゴーニュよりも落ち着いた味わいで、ボディ感も程よく感じられます。ヴィエイユ・ヴィーニュは樹齢の高い、古いブドウの木のことで、実になる果実の数も少なくなり、果実の味が凝縮されると言われていますが、それ故のバランスとボディ感なのかもしれません。

AOCブルゴーニュのなかでも、ワンランク上の印象を感じるワインです。

料理の相性

料理は比較的何にでも合います。塩味のある料理も良いし、トマトソースやクリーム系の重すぎないソースにも合います。酸味がやや強めにあるので、甘みのある味付けでも良いでしょう。軽めのチーズや乾き物をつまみに飲んでもなかなか良いと思います。

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