モンテプルチャーノ ダブルッツォ / バローネ コルナッキア

モンテプルチャーノ ダブルッツォ
フルボトル
税込1320円
ハーフボトル
税込968円

ミディアムボディながらしっかりとした奥行きのある赤ワイン

モンテプルチアーノに10%のサンジョヴェーゼを加え、オークの樽で4〜6ヶ月熟成しているので、さほど重さはは感じないながらもしっかりした深みと程よい渋みを感じることが出来ます。また、若干の樽香のクセも感じられます。

香りはドライフルーツやブラックチェリー、なめし革に若干のハーブの香りもします。

色合いは濃く、グラスに注いで対面がほとんど見えないくらいの色調です。また、わずかに干しぶどうのような甘みのある果実味も感じられ、若干の酸味と渋みが熟成後を期待させるワインですね。

少々わかりづらい表現をしましたが、熟したブドウのわずかな甘さと程よい渋みと酸味があり、もう少し熟成させた方が飲み頃になりそうです。

それほど重さのない(というより程よい重さの)ミディアムボディですが、渋みと酸味、少しの甘みのお陰で物足りない感じは全く無く、10%のサンジョヴェーゼをブレンドした意味がなんとなくわかるような気がします。良い意味でブドウらしいワインではないでしょうか。

飲むときは冷やしすぎず、ゆっくり時間をかけて

ここの生産者はボトル熟成させて少し遅らせてからリリースするようで、飲むときに飲み頃になるようにという方針のようです。そういった生産者は多くいますが、実際に飲むときがドンピシャの飲み頃ということはありません。

当たり前と言えば当たり前ですが、出荷して市場に出たときにドンピシャに合わせれば、すぐに売れないとピークを過ぎて劣化に向かってしまいます(とはいっても1~2年は問題ないでしょうが)。
そのため、飲み頃といっても、飲み頃を迎えだしている程度で、実際にはやはりもう少し熟成させた方が良い場合がほとんどでしょう。ただ、明らかに早すぎることはないので、そのまま飲んでも美味しく飲めます。

というわけで、やはりデキャンタージュしたり、抜栓して3~4時間くらいおいた方がより美味しく飲めると思います。このワインも出来れば飲み出す1時間前位にデキャンタージュしておくか、時間をかけてゆっくり味の変化を楽しみながら飲むことをオススメします。

温度は通常の赤ワインを飲む温度(14~16℃くらい)から、もう少し高めの温度でも良いと思います。

料理はソース系のパスタや肉料理、やや甘めの味付けで

料理は少しフルーティさや甘さのあるようなソース系の料理が良いのではないでしょうか。パスタならトマトソースやクリーム系、肉料理は広範囲にいけそうですね。フルーツやチョコレートなどでも良さそうです。ただ、あまり甘さの強いものでないほうがよいでしょうか。全体的に、サッパリしすぎず、コッテリしすぎず、中間的な味付けのものが合いそうなワインですね。

みんなで集まる時のワインに

デイリーワインとしての価格ではないが、ちょっとした集まり、たとえばバーベキューや持ち寄りのパーティなどに、リーズナブルでかしこまらずに飲めるワインだと思います。

みんなでワイワイやりたいけど美味しくないのはいやだなぁって時にコストパフォーマンスが良いワインではないでしょうか。

フルボトル

銘柄 モンテプルチャーノ ダブルッツォ
生産者 バローネ コルナッキア
産地 イタリア アブルッツォ
品種 モンテプルチャーノ ダブルッツォ90%、サンジョヴェーゼ10%
容量 750ml
価格 1200円(税込1320円)

ハーフボトル

銘柄 モンテプルチャーノ ダブルッツォ
生産者 バローネ コルナッキア
産地 イタリア アブルッツォ
品種 モンテプルチャーノ ダブルッツォ90%、サンジョヴェーゼ10%
容量 375ml
価格 880円(税込968円)