シャトー　デ　ゼサール　ルージュ（Chateau des Eyssards Rouge）

しっかりした渋みと酸味のキレのあるドライな赤ワイン

このワインは、白ワイン（シャトー　デ　ゼサール　ブラン（Chateau des Eyssards Blanc））と同様に発酵前に醸しを行い、個性を強く出します。しっかりした渋みと程よい酸味の、甘さをほとんど感じないボルドーらしい味わいのワインです。

時間をかけて飲みたいワイン

まだまだ若さを感じ、渋みが強い印象を受けたので一日おいてから再度試飲してみました。

結果、これが正解で、渋みが少し和らぎ、酸味も穏やかになりました（もう一晩おいてもいいかなと思いました）。

そのくらい個性が際立っていて、10年くらい経ってやっと飲み頃に入ってくるでしょうか、ややカドのある典型的なボルドースタイルで、飲むときにはデキャンタージュの後、２～3時間くらいおいてから飲むくらいでよいかもしれません（飲む1日前に抜栓してもいいでしょう）。

味わいは渋みの割には重さはそれほどなく、渋いのが好きな人には飲みやすい感じさえあるかもしれません。骨太でありながら取っつきづらくない、そんな印象です。

守備範囲の広い、料理に合わせやすいワイン

やや個性が強い半面、重過ぎないので料理には比較的あわせやすいと思います。

渋みが強いので、肉料理は全般的に合うでしょう。また、程よい酸味に甘さはほとんどないので、ソース系ではトマトからクリーム系まで幅広く合いそうです。チョコレートや生クリーム系のスイーツにもいいでしょう。

その他には、重すぎず適度な軽さがあるので、塩味の焼き魚や焼き鳥なども悪くはないと思います。

比較的軽めの料理からしっかりした味付けの料理まで、料理の邪魔をしないで幅広く合わせることの出来るワインだと思います。

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ハーフボトル