キアンティ　コッリ　セネージ / テヌーテ　トスカーナ　ディ　ブルーナ　バロンチーニ（Chianti Colli Senesi）

渋みと酸味が心地よい風味豊かなワイン

イタリアワインの中で恐らく一番有名であろう赤ワインがキアンティです。

トスカーナを代表する赤ワインのキアンティは、イタリアを代表するブドウ品種、サンジョヴェーゼで造られます。

キアンティ・コッリ・セネージは、特定の産地で生産されたワンランク上のキアンティ・クラシコに近いワイン造りをしている地域で、他の地域のキアンティよりも規定が厳しいようです。

チェリーやスパイスの香りにやや強めの渋みと酸味

オーク樽で短期間熟成されたスパイシーな香りに、チェリー系の果実の香りは、ボルドーのワインにやや近いニュアンスがあります。渋みと酸味がしっかりあるので、デキャンタージュをした方が良いでしょう。
また、温度も冷やしすぎない方が、このワインの美味しさを感じやすいと思います。

トマトやデミグラスなどのソース料理やシチューにも

料理なら、トマトソースやイタリアンドレッシングなどの酸味のある料理や、濃いソースのグリル料理などに合いそうですね。パスタやピザなど、イタリア料理なら間違いはないでしょう。スパイシーな味付けのものやビーフシチューなどにも良く合いそうです。

料理に合わせるか、フルーツやチーズをつまみに

料理に合わせるのがこのワインの良さを引き出しそうですが、ちょっとつまみながらワインを楽しむようなときは、少し酸味と甘みのあるフルーツ、たとえばブドウやさくらんぼなど、また、味のしっかりめのチーズなども良いでしょう。

イタリアらしい、トスカーナらしい、ちょっといいとこのキアンティといった感じのあるワインです。

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