シャトー　デ　ゼサール　ブラン（Chateau des Eyssards Blanc）

夏にピッタリ、爽やかフレッシュな白ワイン

若草の草原のような爽やかな香りと、梨畑のような甘酸っぱい香りのこのワインは、スキンコンタクトといって白ワインでは通常行われない「醸し」の工程を行います。スキンコンタクトとは、ブドウを破砕した後、搾る前にそのまま皮を果汁に漬けておくことで果皮の成分が果汁に溶け込み、ブドウの個性をより強くする製造方法です。それにより、ソーヴィニヨン・ブランの特長が強調され、やや強めの酸味にフルーティーな果実味、グレープフルーツのようなほろ苦さが良く現れたワインになっています。

キリッと冷やして飲むと、夏でも嫌気がなくサッパリと飲めるワインです。

焼き魚や焼き鳥、バーベキューにも

酸味が強く、苦みも感じるので、塩味系のものには比較的合うと思います。魚の塩焼き、それも淡泊な白身よりも、光り物や赤身、カマ焼など、少し味や脂身のある魚や部位の方が合うでしょう。

また、塩系の焼き鳥などにも良く合いそうです。全般的に和食向きで、刺身や貝類など、たとえば生牡蠣をポン酢でなんて時には抜群の相性になりそうですね。

先ほど「キリッと冷やして夏に･･･」と書きましたが、バーベキューなどのような、野外でみんなでワイワイなんて時にも良さそうです。強めの酸味が肉の脂のしつこさを程よく和らげ、タレであれば辛みのあるタレか、タレではなくやはり塩こしょうの焼き肉には抜群でしょう。すっかり焼き肉が食べたくなってきました。（笑）

ワインとの相性でお得意のスイーツは、このワインには今ひとつでしょう。チョコレートと一緒にテイスティングしましたが、酸味が余計に目立ってしまって非常に酸っぱくなってしまいました。甘さの控えめな食べものがこのワインには合いそうですね。

普段のみにも、パーティーにも

この価格であれば、デイリーワインとしても合格ラインではないでしょうか。普段飲みでも、少し味にメリハリがあるものが飲みたいなんて時にはピッタリだと思います。また、味の強くない料理、特に和食であれば満遍なく合うので、パーティーなど料理の種類が多いときでもあまり気にせず飲めると思います。

フルボトル

ハーフボトル